これは筆者自身が体験した、あるキャンプでの出来事です。
家族で自然に癒されるはずが、隣に現れたマナー最悪のグループに振り回されることに……。
ところが最後には、思わずスカッとする展開が待っていました。
苦くも忘れられない一日となったエピソードをご紹介します。

久しぶりの家族キャンプだったのに……

少し前の休日、家族でキャンプに行くことに。
普段の疲れを癒そうと、静かな自然の中でのんびり焚き火を囲む、そんな時間をイメージしていました。

最初のうちは順調で、風が気持ちよくて木々の音も心地よく、いい休日になる……そう思っていたのですが。

隣のテントに現れた“賑やかすぎる”グループ

夕方になると、隣の区画にやってきたのは、大人数の若者グループ。
「元気だな〜、楽しそう!」と最初は微笑ましく見ていました。

ところが……。

風に乗って彼らのゴミ袋がこちらに飛んできたり、空き缶をそのまま放置したりと、徐々にマナーの悪さが目立ち始めます。
「え、ちょっと非常識すぎない?」と家族でひそひそ会話。

夜になると、それはもう“本領発揮”。
深夜2時まで大声で笑い声が響き、こちらは寝ようにも眠れず。
「せっかくの癒しが」と肩を落とすしかありませんでした。

翌朝、ついに“バチが当たった”……?

そして翌朝。
なんと彼らの車が「駐車禁止」の作業用スペースに堂々と停められていたのです。

その場所は業者さんが資材を搬入するために使うエリアで、そこに車があることで作業車が入れず山道は大混乱。
スタッフさんが駆けつけ、オーナーまで登場。

どうやら彼らの行動に、他のキャンパーからもクレームが出ていたようで、ついに罰金を科される事態に。
「さすがに気の毒だけど、やっぱりな……」と、ちょっとスッキリした気持ちになったのも本音です。

キャンプは“人柄が出る場所”かもしれない

今回のキャンプは、心が癒されるどころか、なんだか疲れた気分になってしまいました。
でも一方で、「見ている人は見ている」「ルールを守る人が損をするわけじゃない」と改めて感じた出来事でもありました。

自然の中では、人の行動がより際立つのかもしれません。
“どう過ごすか”で、その人の本質が見えてくる気がしました。

次は静かな場所をリサーチして、またリベンジしようと思います!

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:北レン
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。