一人娘には「立派な女性になってほしい」としっかり育ててきた筆者の知人のF子さん。
娘は成長して一人前の社会人になりましたが、F子さんにはひとつだけ引っかかることが。
実際にあったエピソードをご紹介します。
娘は成長して一人前の社会人になりましたが、F子さんにはひとつだけ引っかかることが。
実際にあったエピソードをご紹介します。
大人になっても「決められない」!?
「大人なんだから、いい加減に自分で決めなさい」
と言っても
「わからない」
と何も決められないE美さん。
付き合う男性すら選べず、F子さんに
「誰がいいかな?」
と聞く始末。
口を出しすぎたせい!?→反省して謝罪
「私が全て口出ししてきたから、E美は何も自分で決められない子になってしまった」
とF子さんは次第に後悔するように。
意を決し
「今まで私、あなたに口を出しすぎて育ててしまった」
「今はとても反省している。ごめんなさい」
「一緒に考えることはできるから、自分の人生は自分で決められるようになろう」
とE美さんに謝りました。
素直なE美さんは
「ママの意見はいつも絶対正しいって思ってたから、今も信頼してる」
と言いますが
「失敗してもいいから、少しずつ自分で決めていこうね」
と諭したF子さん。
自分が口出しすることで、子供の失敗する権利も奪っていたと改めて感じました。
遅くはありますが、ここからスタートして娘を静かに見守り、自立できるようサポートしていこうと決意したF子さんでした。
【体験者:70代・主婦、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。