ママ友トラブルというほどではありませんが、今回は筆者が経験した困惑体験をご紹介します。
子ども繫がりで知り合ったママ友
私には子ども同士がキッカケで知り合ったBママというママ友がいます。
B娘と私の息子は年が離れているのですが、B娘は会う度に息子を可愛がってくれるのです。
「私、息子くんと一緒にご飯食べたい!」
そう無邪気に言ってくれて嬉しかったので、後日我が家の夕飯に招待することにしました。
食事会はまたしようね! ところが……
ところが当日、B娘が体調を崩してしまったため、食事会はキャンセルに。
「こっちのことは全然気にしないで! 早く元気になりますように」
と、私は回復を願うLINEを送信しました。
すると突然、Bママから電話がかかってきて……。
だ、大丈夫? ゆっくり聞いてあげたいんだけど、いまはちょっと勘弁(汗)
スンスンと鼻をすする音が聞こえ、
「私親が遠くに住んでて頼れなくて、夫も仕事が忙しくて頼れなくて……」
まさかのBママが大号泣で、身の上話が始まったのです。
どうしたのかと話を聞いてあげたいところですが、こちらはいまから夕飯の準備をするところ。
しかも幼い子どもがいる状態では、ゆっくり電話をすることは出来ません。
「今度ゆっくり聞くよ」とやんわり中断しようとするも、
「うちの子はもう爆睡してるから大丈夫! 心配ありがとうね♡」
と、全く切ってもらえる様子はありませんでした。
30分経っても終わりそうになかったので、「そろそろ息子を風呂に入れるわね~!」と言い、どうにか電話を切ることが出来ました。
そしてその後、Bママが話しきれなかった電話の続きの内容が、超長文でLINEに連投されていたのです。
そもそも、Bママと会ったのはたったの1回しかありません。
よくB娘が友人達と公園で遊んでいて、私と息子はそこで遭遇することが多くて知り合った関係でした。
夕食にBママ親子を招待することで、会うのは2回目だったはず……。
信頼を寄せてくれるのはありがたいのですが、いきなり深い話に持っていくという距離の詰め方にとても驚いてしまいました。
そして子どもがいるなら、夕飯時は忙しいということを分かってほしいと思ってしまいました。(汗)
まとめ
グイグイくることには驚きましたが、ほぼ赤の他人の私に泣きながら電話するということは、かなり切羽詰まっていたのかな? と心配になりました。
育児は1人では出来ませんし、助け合える協力者や息抜きだって必要ですよね。
現在育児中の皆様も、どうか根を詰め過ぎずに、自分のことも大切にしましょうね。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。