家族の思い出の詰まった料理は大切なものです。筆者の知人は「料理があまり得意ではない」と話す息子の婚約者にレシピをいくつか送りました。もちろん強要するつもりはなく、「これが家族の味になってくれたら」と考えていたそうです。そんな思い出のレシピを思わぬ場所で発見してしまい……? 筆者の知人の体験をご紹介します。

我が家の味

レシピが不要なら、そのまま捨ててくれても良かったのに、不特定多数の元に晒され、さらに馬鹿にされたのは許せない出来事でした。
我が子が選んだ相手であっても、今後心を開くことはないでしょう。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:あすおかあすか
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。