筆者の友人・Y美は、20代で結婚したものの、なかなか子どもに恵まれず、30代半ばでようやく第一子を授かることができました。Y美もY美の夫も大喜びだったのですが、義母はちょっと様子が違ったようで……。
妊娠
私は結婚後、なかなか子どもに恵まれず、義母にはさんざん嫌味を言われたり、急かされたりしてきました。
30代半ばでようやく子どもを授かれた時、夫は私が驚くほどの喜びようで「何かあっては大変!」と今まで以上に労わってくれるようになりました。
結婚してからずっと子どもの催促をしていた義母も「これでようやく嫁の務めが果たせるわねぇ。」と嫌味を言いつつ、孫の誕生を楽しみにしているようでした。
出産
私たち夫妻は、生まれるまで子どもの性別は聞かないことに決めていて、男の子でも女の子でも元気に生まれてくれればと話していました。
そしてついに出産の日。
親孝行なことに、忙しい夫の休みの日に陣痛が始まり、初産とは思えないほど順調にお産が進みました。
待望の誕生は夜10時過ぎ……夫は涙を流して喜び、駆け付けていた義母や私の両親とともに病室へやってきたのです。