結婚後に子どもを授かることができなかった筆者の友人・A香。長年の不妊治療を経て、夫と話し合ったA香は、2人で楽しく生活することを選択しました。しかし、そんなA香を便利屋扱いする隣人が現れ──?
移住
私は夫と2人暮らし。
結婚後子どもに恵まれず、不妊治療を続けてきたのですが、夫と話し合い、今では夫婦2人の生活を楽しんでいます。
結婚して15年ほど経った頃、夫がリモートワークになったのをきっかけに、首都圏から郊外へ移住することを決意。
小さい一軒家を購入しました。
Nさん
私たちが引っ越して1年ほど経った頃、隣の区画に小さな子どもがいる家族が引っ越してきました。母親であるNさんはとても人懐っこい人で、私ともすぐに仲良くなったのですが、私に子どもがいないことを知ると、「えーっ、子どもいないの? いいなぁ〜時間あって♪」「ヒマなんでしょ? ちょっとお願いしてもいい?」など、いろいろと頼みごとをしてくるようになったのです。
実は私は個人投資家。
家にいる=専業主婦だと思い、子どもがいないからヒマだと決めつけているNさん。
私はだんだんとNさんからのお願いを負担に感じるようになっていました。
見下す態度
そんなある日、どこから聞いてきたのか、Nさんがいきなり「A香さん(私)って、投資やってるんだって? A香さんにできるなら、なんだか簡単にできそう♡ 私にも教えてくれない?」と聞いてきました。