「きっと風邪だろう」「放っておけば治るはず」と自分で病名をつけ、病状を放置してしまっていませんか? 多くの場合は、おおごとにならず済むでしょう。しかし、時には大惨事に発展してしまうこともあると心得ておく必要があります。今回は、筆者の知人が命の危機に直面したときのお話をご紹介します。

え? 紹介状!?

職場近くの眼科で診察してもらった結果、医者から「紹介状を書いたので、すぐにこちらへ行ってください」と紹介状を手渡されました。
その紹介状に書かれた行き先は『脳外科』!

言われたままに脳外科を受診すると、巨大な脳動脈瘤が目の神経を圧迫し、視力に影響が出ていたと判明しました。

医者いわく、通常、動脈瘤は数ミリサイズが一般的だそうですが、その日の時点で私の脳にできていた動脈瘤のサイズはなんと2センチ!
もう少し発見が遅れていたら、動脈瘤が破裂して最悪の場合、死に至っていたとのことです。

最初の眼科では、一般的な症状としてドライアイと診断されましたが、実際には別の原因があったということでしょう。目のかすみだと侮っていましたが、セカンドオピニオンの重要性を痛感しました。

【体験者:50代・女性パート、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。