筆者の体験談です。
子供の頃から母は私に冷たく、弟ばかりかわいがっていると感じていました。
大人になり関係は穏やかになったものの、ある日ふとこぼした一言で、母の意外な本音を聞くことになったのです。
子供の頃から母は私に冷たく、弟ばかりかわいがっていると感じていました。
大人になり関係は穏やかになったものの、ある日ふとこぼした一言で、母の意外な本音を聞くことになったのです。
姉だからと我慢の日々
私は弟と二人姉弟。
子供の頃から、母は私に冷たかった印象があります。
お姉さんだからと我慢させられることも多く、「弟の方がかわいいんだろうな」 と感じる場面が何度もありました。
寂しい気持ちを抱えながらも、当時は母に嫌われるのが怖くて、気持ちを確認することができませんでした。
弟は甘え上手で、母もつい手を焼きながらも笑顔で応えていたのをよく覚えています。
大人になっても残る違和感
大人になるにつれて、女同士の話をしたり、一緒に買い物に行ったりする機会が増え、表面的には穏やかな関係を築けるようになっていました。
でも、あの頃の「好かれていないのかもしれない」 という不安が、ずっと心の奥に残っていたのです。
今は弟も私も実家を離れて暮らしていますが、母は買い物中も「あの子はちゃんと生活してるかしら?」 と弟のことばかり。
私が「わからないよ」 と答えても、何度も聞いてきます。
このやり取りがあまりにも繰り返されるので、心の中で「私は二の次なの?」 とため息をつくこともありました。