今回は、知人のB子に聞いた、職場の新人Cくんとのトラブルについてご紹介します。世代間の価値観の違いから生じたCくんの何気ない一言が、B子さんの仕事への向き合い方を改めて考えるきっかけになったそうです。

言わなきゃ伝わらない

私は冷静さを保ちながらも、心の奥にあった思いをぶつけました。
「Cくん、私はこの仕事に真剣に向き合っているし、辞めるつもりなんてありません。年齢や性別だけで判断して、軽はずみなことを言うのはやめてください」
その場では彼も苦笑いを浮かべていましたが、次の日から様子が変わりました。

その後の思わぬ変化

翌日から、Cくんの挨拶は丁寧になり、仕事に対しても真剣さが見えるようになりました。数日後、上司から「Cくんが反省してたよ」と聞かされ、自分の発言の重みをようやく理解したのだと知りました。
あれ以来、Cくんとはいい距離感で接することができ、仕事もスムーズに進んでいます。

この出来事を通じて、相手に自分の思いをきちんと伝えることの重要性を再認識しました。また、異なる世代や価値観を持つ人とのコミュニケーションにおいては、一方的に決めつけるのではなく、互いに理解しようと努める姿勢が大切だと学びました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。