学歴や肩書きよりも「自分が納得できる生き方」を大切にしてきた、筆者の知人A子の母。今回はA子の子育ての指針となった母とのエピソードを話してくれました。
「好き」を大事にしていた、母の生き方
私の母は保育士です。子どもが大好きで、毎日忙しく走り回りながらも、いつもニコニコ。疲れているはずなのに、家ではそんな素振りを見せず、私たち家族の話をちゃんと聞いてくれる人でした。
母にとって大事なのは、まわりの評価よりも「自分らしくいられるか」だったように思います。
勉強よりも、私の気持ちを尊重してくれた
中学生の私は、勉強はそこそこ。けれど体を動かすのが大好きで、チアダンスに夢中でした。母はそんな私に「勉強しなさい」など言わず、やりたいことを尊重してくれたのです。
「あなたが本気で打ち込めることなら、応援するよ」というスタンス。おかげで、私はチアの強豪校に推薦で進学できました。