「週末は子どもの習い事で大忙し」……そんな親たちの姿に、ふと自分を重ねて落ち込んでしまった筆者の友人。でも、ある夜、息子さんのひと言で心がふっと軽くなったそうです。 小学生の兄弟を育てる友人が、モヤモヤと気づきを語ってくれました。
私の心を軽くした息子の言葉
そんなある日の夜。息子がふと言ったのです。
「今日は一日、家でゆっくりできてうれしかったな」
私は「みんなみたいに、土日も習い事したくないの?」と私が聞くと、息子は笑って言いました。
「うーん、今のままで楽しいよ。習い事もしてるし。休みの日は友だちとゲームしたり、近くの公園で遊ぶの、好きだし。中学になると部活で忙しくなるでしょ」
その言葉を聞いて、なんだか肩の力が抜けたのです。よその家はよその家。うちはうち。
【体験者:40代・パート勤務、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。