夜中、ふと目を覚ましました。隣を見ると、5歳の娘が、私に寄り添ってスヤスヤ眠っています。
その日は朝から仕事が忙しく、疲れもたまっていた私は、完全に余裕をなくしていました。そのせいか、娘のちょっとしたいたずらにイライラしてしまい、普段なら笑って済ませるような場面で、きつく叱りつけてしまったのです。
寝かしつけのときも、いつものように優しく接することができず、淡々と絵本を読み聞かせ、そっけなく「おやすみ」と言って布団に入ってしまいました。