人の失敗や弱さを指摘するのは簡単なことですが、その言葉はいつか巡り巡って自分に返ってくるかもしれません。人のことを言う前に、自分自身を省みることも大切ですよね。今回は筆者の友人が興味深いエピソードを聞かせてくれました。

突然の入院

数年前のことです。私は体調を崩して急きょ入院することになりました。
持病もなく、不摂生をしていたわけでもなく、たまたま不運が重なっただけなのですが、それでも職場に迷惑をかけることに変わりはありません。
申し訳なさを感じながら、同じ部署のグループに、現状の説明と謝罪を送信しました。

ほとんどの人が励ましや心配の言葉をかけてくれました。しかし、Yさんというベテラン社員からの返信には目を疑いました。

冷たいメッセージ

「体調崩すのって自己管理ができてない証拠よね~。どうせ不摂生してたんでしょ?」と、体調を心配するどころか、まるで「自業自得」と言わんばかりの冷たい一言。

こちらは病院のベッドで、ただ必死に報告しただけなのに、こんなに突き放すような言葉をかけられるなんて……。
悔しさと寂しさで、胸の奥がズンと重くなりました。