コロナ禍以降、リモートワークなどを取り入れる企業が増えていますね。出勤なしで自宅で仕事が完結すると、準備の手間が省けたり、通勤時間がカットできたり、いいことがたくさん。しかし、家庭環境によって、リモートワークはむしろ非効率だと感じる方もいるようです。今回は筆者が実際に体験し目からうろこだったエピソードを紹介します。
在宅ワーカー
私は数年前に会社員を退職し、いまは完全在宅・フリーランスで活動している在宅ワーカーです。
私の夫は職人さんで、毎朝家を出るのは5時台。
帰りは遅くても17時には自宅に着き、早い日にはお昼過ぎに帰宅してくることも。
朝早くから働いているので、早く帰れることはよいことなのですが、夫の帰りが早い日が続くと困った問題が発生します。
生活音
困った問題とは『仕事が進まない』こと。
夫は帰宅してからリビングで過ごし、私は別の部屋で作業をしています。
ただ家はそう広くなく、特別防音対策なども施されていないため、夫が見ているテレビの音や音楽、笑い声などがダイレクトに聞こえてきてしまうのです。
そのうえ、仕事を終えている夫は何かと話しかけに来てしまい、私は気が散ってしまい仕事に集中できないのです……。
相談
ある時期、夫の帰宅が早い日が続き、いよいよ仕事の納期に支障が出てきてしまいました。
しかし、夫にとってはここは自宅であり、娯楽を堪能していいはずの空間。
仕事を終え帰宅している夫に「静かにして。」とはなかなか言いにくいものです。
ついにどうすればよいのかわからなくなってしまい、私は仲のよい友人に悩みを打ち明けました。