小学6年生の修学旅行は小学校生活最大のイベント。
そんな修学旅行前日、ママ友A子さんからのラインの通知が鳴り止まなくて!?
筆者が実際に体験した修学旅行エピソードをご紹介します。

修学旅行の出発前夜→ママ友からラインが

小学6年生の修学旅行は小学校生活最大のイベント。

子供はもちろん、親の私も
「友達といい思い出を作ってほしいな」
と楽しみにしていました。

学校での保護者向けの説明会にも参加し、出発前日は何度も子供と持ち物を確認して準備もバッチリ。

「あとは楽しむだけだね!」
そうして子供を寝かせたあとのこと。

クラスのママ友グループラインに何通も通知が入っていました。

ママ友A子さんの心配が止まらない

ラインを送ってきたのはママ友A子さん。

もともと娘のことをいつも心配する過保護タイプのA子さん、出発前夜になって心配が止まらない様子。

「歯ブラシ持たせたけど、1本だけだと無くしたとき不安だから2本入れておくべきかな?」
「酔い止めが、眠くなるタイプなの。バスで眠ってしまってみんなとおしゃべりできなかったらかわいそうかしら?」
「夜に眠れなくなって心細いときのために本を持たせるべき?」

周りは困惑→夜更けになり次々と脱落していって!?

「A子さん、落ち着いて。考えすぎよ」
とみんななだめるものの、A子さんの妄想は止まりません。

ついには
「お守りは3つ入れてるけど足りてるかしら!?」
と、どう返答して良いかわからない質問も。

その後もA子さんからのラインが止まらず鳴り続けますが、明日の出発も早いため、一人また一人と離脱していき、私も夜10時過ぎには
「ごめん。寝ます」
と送信し、ラインの通知をサイレントに。

出発当日→A子さんの様子が!?

出発当日。

ママ友A子さんは、眠れなかったのかげっそりした顔で学校に現れました。

「心配しすぎてたら眠れなくなって、やっと明け方寝たの。起きるのがギリギリで遅刻しそうになっちゃった。こんなことなら早く寝ればよかった」
とぽつり。

心配する気持ちもわかりますが、明るく子供を見送って元気に帰りを待つのも親の仕事。

心配しすぎず、子供を信じる気持ちも大事と思う出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。