毎日2〜3個の甘いパン、健康への影響は?
「今はSDGsの時代でしょ! お店で売れ残ったパンをいつも半額で買ってUに届けてたのよ〜」と無邪気に教えてくれたのです。
義母の持っている袋の中を見ると、生クリームやカスタード・チョコレートがたっぷり入った甘いパンばかりでした。
Tさんも一応「ありがとうございます」と受け取ったのですが『まさかこれ毎日食べてたの?』と心の中は穏やかではありませんでした。
部活から帰宅したUちゃんにパンのことを確認すると「ほとんど毎日、2〜3個届けてくれるよ。ママは甘い物のとりすぎはダメって怒るから……ママが帰る前に食べたり、余ったときは次の日に学校でこっそり食べてた」と素直に話してくれました。
食生活を改善し、成績もアップ!
Tさんは、『もしかして娘の成績が下がった原因の一つに、糖質のとりすぎがあるかも』と思い、食事管理をして体質を改善させました。
するとUちゃんは、以前のように集中力も勉強へのやる気もアップし、成績も上位層に戻ったのでした。
義母も孫のためにとパンを持ってきてくれていたのでしょうし、パンが原因だったとは限りませんが、親としては子どもの成績や健康に対しては敏感でありたいものです。
私もTさん家族のおかげで、食生活が子どものパフォーマンスに及ぼす影響の大きさを学べました。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。