ケチな義姉からのプレゼント
A子さんの義姉は超が付くほどのケチ。ただの倹約家なだけなら何の害もないのですが、義姉はA子さんにプレゼントと称していろいろなものを送り付けてくるのです。
義姉からのプレゼントの中身は、いつも中古の不用品。シミの付いた服や穴のあいたブランケットなどが送られてきてA子さんは困っていました。
夫「姉ちゃんケチなのに、A子のこと気に入ってるんだなあ」
夫がプレゼントを姉からの好意と素直に受け取っている横で、A子さんのモヤモヤはたまっていくのでした。
妊娠したらますます増えたプレゼント
A子さんが妊娠したことがわかると、義姉からのプレゼントはますます増えるように。義姉には小学生の子がいて、その子のときに使ったのであろうお古が次々と送られてきます。
使い古した赤ちゃん用品が送られてくる度に、こんな古くて状態も悪いもの使えないと困るA子さん。しかし、夫に相談しても「本当に助かるよなあ」と言うだけです。
A子さんにとって大事な第一子。自分の選んだベビー用品で迎えてあげたいと思うのは贅沢なのでしょうか。義姉からもらったものを使うべきなのかどうか悩んでいたA子さんの前で、ある事件が起きます。
うちはゴミ箱? ふざけんな
義実家で集まりがあった日のこと、A子さんがキッチンに向かうと義母と義姉が話していました。立ち聞きをするつもりはなかったのですが、聞こえてきた内容は衝撃的なものだったのです。
義姉「A子さんがゴミもらってくれるから家がきれいになるのよ〜」
やはりこれまで義姉が送り付けてきていたものは、自分でもゴミだと思っているものだったのです。それを聞いてブチギレてしまったA子さん。
A子「うちはゴミ箱じゃありません! もう二度と送ってこないでくださいね!」
義姉にはっきりと宣言し、もう受け取らないことを決めたのです。
もういりません! ゴミはお返しします
帰宅したA子さんは、これまで義姉から送り付けられたものをまとめて着払いで送り返しました。義理の姉という言い返されにくい立場を利用して、A子さん宅をゴミ箱扱いしていたなんて許せません。
ブロック&着信拒否もして、もう二度と連絡が取れないようにしました。そして、A子さんは義姉からのプレゼントがなくなりスッキリしたところで、やっと自分好みのベビー用品を揃えることができたそうです。
いくら義理の家族と言えども、嫌なことは嫌と拒否する勇気も時には必要ですね。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。