しかし筆者の友人A子さんは、家事を手伝ってくれない夫に悩んでいました。夫の性格に思わずため息をついていたのですが……!?
どうして部屋が綺麗なの!? 義母に手伝ってもらったのかな?
退院後、家に入って思わず声が出るほど驚きました。
夫のことだから部屋を荒らしているだろうと思っていたのに、朝回したであろう洗濯物が干されていて、掃除機もかけられていたのです。
その日帰ってきた夫はかなり疲れた顔で、少しやつれていましたが、
「本当に今までごめん」
と、A子さんは謝られたのです。実は……。
叱ってくれた義母に感謝。ちょっとは心を入れ替えてくれたみたい♪
入院後、夫は義母に手伝いに来てくれと頼んだらしいのですが、夫のだらしなさを知っていた義母は、
「子ども達には栄養をとらさないといけないから、おかずくらいは作ってきてあげる。でも家事と育児は、今までずっとA子さんが頑張ってきてたのでしょう?」
「あんたもA子さんが辛い時くらい、ちょっと踏ん張りなさいよ!」
と、かなり叱咤されたようでした。
夫なりに心を入れ替えたようで、家事は全て夫が頑張っていたのだそう。
相変わらず夫はだらしないですが、以前と変わったことがあります。
なんと時々ではありますが、家事を自ら手伝うようになったのです!
倒れたことでA子さんのありがたみが強く身に染みたのと、「だらしない父親」と子ども達から思われたくない! と考えるようになったのだそう。
入院は大変でしたが、夫が変わる機会になったと思えばよかったのかもしれません(笑)
まとめ
いつも一緒にいる人でも、隣にいることは当たり前ではありませんよね。
一緒に生きていくことの幸せに感謝して、これからも夫婦で協力して頑張ってください!
【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。