Aさんは、毎年母の日に義理のお母さんへ感謝を込めたプレゼントを贈ってきました。しかし、そのたびに義理の妹さんが張り合ってくることで、少しモヤモヤした気持ちになることもあったそうです。 今回は、筆者の友人Aさんから聞いた心あたたまる母の日のエピソードをご紹介します。
義理の妹との“見えないプレゼントバトル”
Aさんは、義母に毎年真心を込めて母の日のプレゼントを贈っています。しかし、義妹が必ずといっていいほど、Aさんの選んだものに似たプレゼントを“グレードアップ”して渡してくるのです。
「どっちが良いかしら?」と比較を促すような言動もあり、Aさんとしては純粋に喜んでもらいたい気持ちが空回りすることもしばしば。
それでもAさんは、自分の気持ちを大切にして、毎年プレゼント選びを続けていました。
割烹着に込めた心遣い
今年の母の日、Aさんは「エプロンを贈ろう」と考えていました。しかし、以前義母が「割烹着が古くなってきたのよね」と何気なくつぶやいていたことを思い出し、予定を変更して“シンプルで使いやすい割烹着”をプレゼントに選びました。
ポケット付きで機能的なその一着は、「使いやすさ」と「お義母さんの声」に寄り添った、まさに“気持ちのこもった贈り物”でした。
一方、義妹はどこからかその情報を聞きつけたのか、有名ブランドの豪華なエプロンをプレゼント。華やかで高級感のあるものでしたが……。