今回は筆者の友人A子さんの体験談です。
どうして私が? 妹を押し付けようとしてくる父にショック
「妹がやりたい放題で、もう手をつけられない」
「お前の店で働かせろ」
なんと父は、妹の世話をしろと言い出したのです。
A子さんが断固拒否すると、「お前は情が無い冷たい人間だ」「血の繋がった妹の世話くらいみろ」と罵倒されました。
その後も何度か電話がありましたが、父の言うことは変わりません。それどころか、
「お前の仕事なんて誰でもできるんだよ」
「ちょっと繁盛してるくらいで調子に乗るな」
と、怒りどころか恨みに近いものを感じたので、電話に出るのをやめました。
本当に縁が切れたかのように、父からの電話もなくなりました。
家を出て本当に良かった。私は今、幸せです!!!
現在お店は二号店を出して順調、A子さんは結婚もして幸せです。
もちろん結婚のことは父に言っていません。
弟とは時々連絡を取る仲で、店にも遊びに来てくれます。
妹は窃盗で捕まるなど、相変わらずのようですが……。
あのまま家にいたら、やはりいつか妹の世話をしろと言われていたと思うのです。
寂しい、悔しい気持ちはもちろんありますが、縁を切ってよかったと思っています。
まとめ
A子さんは本当に頑張り屋さんで、ずっと「自分の店を持つ」と努力し続けて、辛い顔を見せずに笑顔を絶やさない人なのです。
そんな彼女が頑張る姿を応援したくて、常連さん達も優しい方ばかり。
これからもずっと応援したくなります!
【体験者:30代・飲食店、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。