恵まれた環境の人がいたら、羨ましく思うのは普通のことですが、中には「そんなのずるい!」と“暴走”してしまう人もいるようです。今回は、筆者の友人が保育園で遭遇した【クレクレママ】のお話を紹介します。
私の実家が農家であることを知ったママ友が「ずるい」を連発
私は都市部で暮らす30代のワーママです。物価の高騰で生活が大変ですが、運がいいことに私の実家は農家。両親が畑で採れた新鮮な野菜を送ってくれるので、とても助かっていました。
しかし実家も近年、肥料の高騰や異常気象により大変な状況に。そのため以前よりも、もらう量はかなり減っていました。そしてもちろん、実家に帰った時には相応のお礼をしていました。
実家が農家であることを、仲の良い人以外には言っていなかった私。しかしある日、子供の保育園で数人の保護者と話している時に、話の流れで仲の良いママが「あなたの実家、農家だったよね?」と聞いてきたのです。
すると、それを聞いた“Aさん”というママが「えっ、じゃあ野菜とか米とか親からタダでもらってるの? ずるーい!」と騒ぎ始めました。Aさんは自分勝手なところがあり、正直少し苦手な人です。
私は「たまに送ってもらうこともあるけど、親に相応のお礼もしてるよ」と説明したのですが、Aさんは聞いていないのか「ずるい」を連発。
さらには「私たちにもお米と野菜お裾分けしてよ! 物価高で困ってるんだから、助け合おうよ!」と勝手に話を進めようとするのです。
「なんて断れば波風を立てずに済むかな……」と頭を悩ませる私の前に、救世主が現れました。