よそのママやパパに、ぐいぐい話しかける子どもっていますよね。
筆者の娘もそのタイプでした。
娘の行動に悩んだ私は、とある人に相談することに……。

よそのママとばかり遊びたがる娘

娘が4歳になった頃のお話です。

当時の娘は公園や児童センターに行くと、よそのママにぐいぐい話しかけ、母親の私はそっちのけでよそのママとばかり遊びたがっていました。

私が「お母さんとこっちで遊ぼうよ」と言っても、「えー、でも……」と言っては、またよそのママのところに行ってしまいます。

私の接し方が悪いのかな、と悩む

我が家には娘の下に、男の子が2人います。

当時は一番下の子が生まれたばかりで、娘には待ってもらうことや我慢させることが多く、その反動で娘はよそのママに構ってもらいたがるのでは、と考えていました。

そのため、娘の行動は私の接し方が悪いからなのかと悩みました。娘がよそのママに話しかけるたびに、自分を否定されているようで、私は娘と向き合うことがどんどん辛くなっていきました。

どこに連れて行ってもよそのママにぐいぐい行くので、相手に迷惑にもなると思い、自然と家に籠りがちになりました。

園長先生に相談することに

悩んだ私は、娘が通う幼稚園の園長先生に相談することにしました。

園長先生に事情を話し、私の接し方が悪いのでは、と話すと、

「そうではありませんよ。よそのママにぐいぐい行くかどうかは、子どもの性格によるものが大きいんです。
むしろ、大人にどんどん話しかけていけるということは、身近な大人との関係がうまくいっているからなんですよ。
つまり、お母さんを信頼できるから、よそのママも信頼するんです。
あなたがきちんと遊んであげているから、社交的な娘ちゃんは他のママも遊んでくれると思うのね」

と、にっこり。

園長先生はさらに、
「自分を責める必要はないんですよ」
と、慰めてくれました。

また子育てを頑張ろう、と思えた

娘の行動は自分のせいだと悩み、子育てに対して自信を失っていましたが、園長先生の言葉で娘の行動は性格によるものだと理解出来ました。

園長先生が励ましてくれたことで、私も自信を取り戻すことができ、また子育てを頑張っていこうと思えました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。