20代の頃に華やかで自己中心的な生き方をしていた同僚ですが、久しぶりに会うと様子が変わっていて!?
筆者の友人D子の目撃したエピソードをご紹介します。
美貌を武器に好き放題過ごした20代
以前の職場で同僚だったK美は、人の目を惹く美貌の持ち主でした。
性格も積極的かつ勝気で、社内の既婚男性を次々に手玉に取って派手に暮らしていたのです。
「奥さんより、私のほうが愛されている」
と自信たっぷりで、男性からプレゼントされた高級ブランド品をたくさん所持し、まさに「無双状態」と言ってよい存在感でした。
「あまり人の道に背くことしていると、因果応報があるよ」
と周りは苦言を呈しましたが、聞く耳を持ちませんでした。
久しぶりに会うと異変が
しかしある時、久しぶりに偶然駅で会ったK美は、以前と雰囲気が違っていました。
30代後半になったK美ですが、関係を持っていた既婚男性はすべて家庭に戻ってしまった上に、社内不倫が問題になって会社も辞めさせられ、援助してくれる男性はほとんどいなくなったそう。
「楽しくやってるわ」
どことなく強がりな様子で言うK美。
「でも、男の人って結局奥さんの元に戻っていくのね」
とぽつりと言うK美。
見た目はいまだに派手でしたが、疲れた雰囲気を漂わせていて実際の年齢より老けて見えました。
後で知人に聞いたところによると、K美は不倫相手の奥さんに訴えられて慰謝料を請求され、厳しい金銭事情で暮らしてるということでした。
なんでも思い通りに行く人生はない
若い頃は恋愛で無双してやりたい放題でも、そんな時代は必ず終わるもの。
若さも美貌も永遠ではありません。
K美はやりだい放題だったツケを、年齢を重ねてから払っているように見えました。
年齢を重ねた人間は、やはり内面の充実や人への思いやりを身につけていることが大事だと思います。
若い頃に調子に乗りすぎて人として大事なことを見落としていると、後から必ず落とし穴や、しっぺ返しがあると感じた出来事でした。
【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。