これは筆者の友人B子さんから聞いたエピソードです。どんな話題でもすぐに自分の話へとすり替え、“自慢話”ばかりするママ友Aさんに、周囲はいつも内心うんざり。そんなある日、B子さんが放った、やさしいけれど芯のある“ある一言”が場の空気を一変させました。無理に言い返さずとも、思いを伝えることの大切さを教えてくれるスカッとエピソードです。
いつもマウント話ばかり
B子さんの子どもが通う幼稚園には、何かと目立つママ友・Aさんがいました。
イベントなどで顔を合わせるたびに、「うちは〇〇塾に通わせてるから」「夫が管理職で年収もそこそこあるのよね」と、話題の中心はいつもAさんの家族の自慢話。
周囲のママたちは表面上はうなずいて聞いていましたが、内心は「またか……」という気持ちでいっぱいでした。だけど、面倒な空気になるのが嫌で、誰も強く言えないまま流されていたのです。