筆者の友人・Mは40代後半で大病を経験しました。その後両親を亡くしたことから「いつ何があってもおかしくない」と言い、終活を始めていました。生前整理として不要品を処分したり、エンディングノートを作ったりしていたのですが……。

終活

私は40代の後半で大病を患い、治療中に両親を相次いで亡くしました。
両親は2人とも急に亡くなったため、何も準備されておらず、私は亡くなった後の手続きなどに忙殺されてしまうことに。
自分もいつどうなるかわからないと考えて、少しずつ終活を始めることにしました。

そんな私を見ても、夫は特に何も言いませんでした。
子ども達も独立していたため、家のお金のことや保険のことなどを伝えようとしても「何かに書いておいて。」と言うだけだったので、少し寂しさを感じていたのです。

電話

着々と終活を進めていた私は、ある日友人に電話で愚痴を聞いてもらっていました。
「あの人、そもそも私に関心がないのよね。私が先に死んだら困ると思っていろいろやってるのに、手伝うこともしないし、何言っても聞いてないし。私の気持ちなんてわかってないのよ。」と日常の不満をぶちまけていたのです。