今回は筆者の知人A子さんの、衝撃の体験談をご紹介します。
どういうこと? 幸せ話って、全部「旦那さん」じゃなかったの???
なんとB美は不倫をしていて、それが夫にバレたと言うではありませんか。
そのまま旦那さんと話し合いになったものの、耐えきれず逃げて家を出てきてしまったのです。
B美は離婚して不倫男と駆け落ちする予定らしいですが、
「私みたいないい女を横に置いときたかったら、それ相応の対価ってもんがあると思わない?」
「ケチだし愛も足りないし、こんなん不倫されても仕方ないよね~」
興奮状態のまま必死の形相で、旦那さんを酷く罵倒するB美。
会う度に惚気話を聞いていたA子さんは、目の前の状況が全く理解できませんでした。
「あれだけ惚気ていたのは……?」
と尋ねると、
「え、あれ彼氏の話だし(笑)」
と、なんとも幸せそうに微笑んだのです。
結局B美は彼氏と合流すると言い出て行きましたが、それから連絡も返ってこなくなり、音信不通状態になってしまいました。
私にできることはなかったのだろうか。
B美の不倫騒動の話は、同級生間でかなり広まっていました。
噂によると、B美は多額の慰謝料を抱えて離婚したそうです。
愛の逃避行は失敗、さらに専業主婦のB美は、離婚したら働かないといけません。
B美は真っ青になり離婚を拒否し始めたたものの、時すでに遅し……という感じだったそう。
A子さんは、私に何かできることはなかったのだろうか? と、しばらく悩んでしまいました。
しかし夫に「B美さんが選んだ道だから、A子が気に病む必要は全くない」とハッキリ言ってもらえたので、少し楽になりました。
こんなドラマのようなことが身近で起きたことが、本当に信じられません。
まとめ
真相は闇の中ですが、親しくしていた分、対応にも困ってしまいますよね。
旦那様の言う通り、全ては彼女が選んだことです。それでも気に掛けるなら、いつか連絡が来た時に、彼女の話を優しく聞いてあげるのがいいかもしれません。
【体験者:30代・OL、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。