今回は筆者の知人A子さんが大反省したという体験談をご紹介します。
食事の準備が終わり、お茶休憩中に嫁がいそいそと準備をし始めました。
ぎこちなさはあるもののカードをめくったり、時折本を取り出したりとかなり真剣な嫁。
そして結果を聞くと、なんと今まで占い師に言われたことと同じことを言われ、気になっていた体調のことも当ててしまったのです。
驚き大興奮のA子さんに、
「嫁の占い当たるだろ。俺もビックリしてさぁ」
と息子が笑顔で言いました。
失礼な考えを持ってしまって、本当にごめんなさい!
実は嫁は昔から不思議な感覚があり、その話を息子に言うと、こう言われたのです。
「占い師とかできるんじゃない?」
元々興味はありましたが、ただのOLの自分にできるわけがないと、やる前から諦めていたそう。
しかし明るくポジティブな息子の一言がキッカケで、「チャレンジしてみよう」と思い切って猛勉強をしたというのです。そして、
「来月から、本当に占い師になるんです」
嫁は少し照れくさそうにしながらも、とても嬉しそうに話してくれました。
占いの話題で盛り上がったことがキッカケで、A子さんは嫁のことが大好きになりました。
大人しいのは相変わらずですが、打ち解けると自分の気持ちもしっかり話してくれるし、芯がある人なのだと分かりました。
そもそも詳しく話してもいないのに、「大人しい」というだけで勝手に毛嫌いしてしまっていたことを、深く反省しました。
まとめ
占い師に転職って、なんだかカッコイイですね!
第一印象は大切ですが、どんな人でも話してみないと中身は分かりませんよね。
これからも仲良く楽しく過ごされますように。
【体験者:50代・パート、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。