学童支援員として働いている友人。学童支援員として働く中で、保護者の遅刻はよくある悩みのひとつだと言います。しかし、ある日突然悩みが解決して……? 友人が、貴重な体験談を語ってくれました。
子どものひと言で変わった、保護者の習慣
なんと、Aさんが7時ちょうどにお迎えに来たのです!
私は内心「どうしちゃったの?」と思いながらも、笑顔で対応。
すると、Aさんがこう言ったのです。
「昨日、子どもに『学童で、みんな帰ってるのに自分だけ残ってるのは不安になる。それに先生たちだって困るんだよ』って言われてしまって。子どもに怒られるなんて思ってもみませんでした。今まですみませんでした」と。
どうやら、お子さん自身が親に「お迎えはちゃんと時間通りに来て」と伝えたようでした。
子どもの言葉が生んだ、意外な変化
その日以来、Aさんはほぼ時間通りに来るようになり、私たち職員もホッと一安心。子どもの率直なひと言が、大人を動かすきっかけになったんだなぁと感心したのでした。
【体験者:40代・学童支援員、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。