筆者の友人K子は、突然の急用で必要なものを慌ててデパートに買いに走ることに。
しかし閉店近くのせいか、店員に冷たい態度を取られて困っていたところ、上司らしき社員が現れて!?
K子が実際にデパートで体験したエピソードをご紹介します。

叔母の緊急入院! デパートへ買い出しに

ある仕事帰り、叔母から連絡が。

「怪我をして、急遽入院することになったの。悪いけど、パジャマとか必要なものを買ってきてほしい」
と焦った様子で言われました。

幸い大きな怪我ではないものの、叔母は動くことができず、病院に売店もなくて困っているとのこと。

私は慌てて、閉店間際のデパートへ駆け込むことに。

売り場が見つからず→店員の驚きの対応!

デパートでパジャマ売り場を探してもなかなか見つからず、困った私はそばにいた店員に
「あの、すみません。パジャマはどこにありますか?」

と聞いたものの、店員の女性は明らかに面倒くさそうに

「もうすぐ閉店なので」
と一言。

戸惑いながら
「すみません、場所だけでも」
とお願いしても

「ちょっとわからないですね」
と無愛想に言って、レジの片付けを始めてしまいました。

売り場の奥から先輩社員が現れて

閉店近くとはいえ、まだれっきとした営業時間。

「こんな対応ってある?」
と思っていたら、やりとりを見ていた上司らしき社員が売り場の奥から現れて

「お探しのものはこちらですよ」
と売り場まで案内してくれました。

「まだ数分ありますので、ゆっくりお選びください」
焦っていた私に優しい一言。

そして上司らしき社員は先ほどの店員に近づき
「お客様が困っていたら、対応するのが先だよ」
とピシャリ。

店員は
「はい」
と言ってバツの悪い顔をしていました。

時間内に買い物を終え、改めて上司らしき社員に
「ありがとうございました。助かりました」
とお礼を言うと

「こちらこそ、ご案内が遅くなり申し訳ありませんでした」
と頭を下げられました。

閉店時間が近づき、早く仕事を終わらせたいという気持ちも分かりますが、あくまで営業時間中はきちんと対応してもらいたいと感じたのと同時に、フォローしてくれた上司に感謝したい出来事でした。

【体験者:40代・会社員、回答時期: 2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。