男手ひとつで育てられたA子にとって、父は特別な存在です。結婚して家を出るまで、父娘で二人三脚で暮らして来ました。そんなA子の実家の近所に住むB子は、何かと親切な父に頼り切りだったそう。

いつものように家に上がって話でもしようと思っていたB子は、A子の言葉に驚いた顔で立ち去ったそう。彼女に悪気はなく冗談だったとしても、普段お世話になっている人に対してかける言葉ではありませんよね。特にA子はB子が亡き母の悪口を言いふらしていた話を知っているので、許せなくて当然だと思います。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025 年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:佐田 静
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。