「みんな言ってるよ。」「普通はこうだよ。」こんな風に、自分の意見が正しいと疑わず、全世界代表の意見だと言わんばかりの発言をする方が、あなたの身近にもいませんか? 人はそれぞれ異なる価値観を持っているものです。そんな風に決めつけられると、話の内容次第ではムッとしてしまうこともあるでしょう。今回は筆者の知人が不快に感じた決めつけについてのエピソードを紹介します。

決めつけた人格否定

私に不満をぶつけたA子にたいして「気に障ったならごめん。」と伝えると「またそうやっていい人ぶるじゃない。」とさらに激昂……。

極めつけに「ほかの人も〇〇のそういうところ、不愉快に感じるはずだから直したほうがいいよ。」とまで言われたのです。

不愉快

私の愚痴を言わず賛同もしないスタイルをA子が不快に感じたならそれは仕方がありません。
それ自体はA子の価値観なので、追及する必要のないことだと感じ、言い返しませんでした。

しかし、『ほかの人もそう思うはず』という決めつけで、まるで私が多くの人から嫌われているかのような発言は、私を深く傷つけました。
それはもう人格を否定されたような気分で不愉快です。

それ以降、どうもA子と会う気分にはなれず、距離を置いています。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。