これは筆者の知人が、家族で遠方に引っ越した時の出来事です。新しい学校で友達ができず「学校に行きたくない」と泣く娘を心配していたけれど、次第に娘の様子が変化してきて……?
「このままではずっと独りぼっち」危機感を覚えた娘は、勇気を出して……
元々、娘は引っ込み思案で、自分から友達に声をかけたり遊びに誘ったりするのが苦手な子でした。
しかし新しい学校で孤立してしまったことで、「このままでは、これからの学校生活がずっと独りぼっちになってしまうかも」と危機感を覚えたそうです。そこで娘は、勇気を出して自分から周りの子に声をかけるようになったのです。
最初はぎこちなかった子たちも、都会から来た娘の持ち物や言葉が新鮮だったらしく、次第に人が集まってくるように。転入して数ヶ月たった頃には、毎週のように家に友達が遊びにくるようになっていました。
一時はどうなることかと思いましたが、東京にいた時よりも活発で笑顔が増えた娘を見て、子供の成長力に驚かされるとともに、「家族全員でこの地に来て本当に良かった」と思う今日この頃です。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。