孫を溺愛
私には2歳になる息子がいます。近くに義母が住んでいるのですが、とても息子を可愛がってくれています。
「本当にパパの赤ちゃんの頃にそっくりね」「食べちゃいたいほど可愛いわ」
義母は息子の顔を見るたびにメロメロ。それを私は嬉しく思っていたのですが、ある出来事をきっかけに義母への不信感が募っていくことになったのです。
信じられない
義母は年齢の割に若い感性の持ち主。そんな彼女の趣味は、SNSで自分の日常を投稿することでした。ある日、義母のSNSをチラッと見た私は衝撃を受けます。
「こ、これって息子!?」
なんと義母のSNSのアイコンに、息子のドアップ写真が使われていたのです。もちろん私には何の許可もありません。私はプライバシーの観点から、ネット上に息子の画像をあげないように心がけていました。
気付いた私は、すぐに「息子の画像をSNSで使わないでほしい」と義母に頼みました。しかし、彼女が言ったセリフはこうでした。
「そんな固いこと言わないの。大好きな孫の写真を使って何が悪いの?」
全く私の気持ちを分かってもらえず、落胆しました。
ショッキングな画像
そしてその数日後、さらなる事件が起こってしまったのです。義母のSNSにまた無断で息子の画像がアップされたのですが、その内容が信じられないものでした。
「上半身裸じゃん!?」
それはオムツ姿の息子の画像だったのです。さすがの私もこれには我慢の限界でした。
「お義母さん! なんてことをしてくれたんですか!? これは不特定多数の人が見るものですよ!」
「私だって孫を自慢したいのよ! 私の知り合いしか見ないから安心しなさい!」
この義母の態度に私はブチ切れ。
「写真を勝手に使うのなら、もうお義母さんと息子を会わせるわけにはいきません!」
「そ、そんなこと言わないで!」
私の反撃に、義母もさすがにやりすぎたと反省したようです。それ以降、義母がSNSに息子の画像をアップすることはなくなり、心からホッとしました。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。