近年増加中の空き巣被害。筆者は結婚したばかりの頃に空き巣の被害に遭ってしまいました。まるでテレビを見ているかのような鑑識作業や事情聴取。その時に警察官が発した意外な言葉とは──?

刑事ドラマ?

家の中に入ると、まるで刑事ドラマの1シーンのように鑑識の人が指紋の採取をしていました。
私は貴重品の入っていたクローゼットや机の引き出しなどを確認したのですが、盗られたものは一切なし。
ただ、外側から割られた寝室のガラスに血がついていて、ベッドの上に飛び散っていました。

すると、警察の人がとても気味の悪いことを言い出したのです。

キッチンでルミノール反応

どうやら犯人は窓ガラスを割った時にケガをしたらしく、キッチンのシンクからルミノール反応が出たとのこと。
ケガが酷かったのか、シンクで血を洗っただけで、そのまま出て行ったのではないかという話でした。

何も被害がなかったことから、警察はあっさりと引き上げることになったのですが、
「この時期は新生活を始める人が多いので、空き巣の被害も増えるんです。きっと、引っ越してきたばかりで、日中いないことがわかっていたので犯行に及んだと思われます。気を付けてくださいね。」と言われたのです。

気味が悪い……

空き巣の多い時期なんていうものがあるんだという驚きもありましたが、何より気味が悪かったのはシンクで血を洗っていたということ。
その後、警察から連絡はなかったのですが、近所で空き巣があったという話も聞かなかったので、おそらく犯人は捕まったのだと思います。

私の場合、気味が悪い報告はあったものの、実質的な被害はありませんでした。
でも、これから新生活を始める方はくれぐれも用心してくださいね。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。