正直言って、ありがた迷惑な義父母からの贈り物ってありませんか?
お世辞にも美味しいとは言えない、自慢の手作りそばを作って持ってきてくれる義父。好意を無下にはできず、いつも受け取っていましたが、ある日息子さんの「正直すぎる」ひと言が意外な結末を導くことに?
筆者の友人が体験談を語ってくれました。

義父はおいしいそばを打つために、数カ月も努力したそうです。そして、そば打ちの奥深さを知り、より一層打ち込むようになったとか。
息子のはっきりすぎるひと言が、義父のそば打ち技術を向上させるきっかけとなったのです。ときには無遠慮で率直な意見が、案外良い結果をもたらすことがあるという教訓を、息子から学びました。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:あすおかあすか
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。