いじめはあってはいけないこと。しかし、いつの時代もいじめが根絶されることはありません。いじめがきっかけで、人間関係が大きく変わってしまい、トラウマを抱えたり、人を信じられなくなってしまったりする方もいます。今回はそんないじめに関する筆者のエピソードを紹介します。
いじめのターゲットに
中学生の頃、小さなことが原因で学年の派手なグループから目を付けられました。
その日から私は派手なグループのいじめのターゲットに。
それまで仲が良かった子もそうでない子も、いじめのターゲットになっている私とは関わりたくないといった様子で、みんな距離を置くようになりました。
いじめを受けたことよりも仲が良かった子たちの豹変っぷりにショックを受け「薄情だな。」「いままでの関係ってなんだったんだろう?」と考えるようになり、どんどん心はすさんでいきました。
仲が良かった子の涙
そんなふうに感じていたある日、家の近所を歩いていると、かつて仲の良かったA子とばったり遭遇。
私は「気まずいな。」と感じていたのですが、A子は私の顔を見て突然号泣し始めたのです!
「なに!? どうしたの?」と聞いても、A子は謝るばかりで会話になりません。
どこか落ち着いた場所へと思い、A子の手を引き、とりあえず公園のベンチに移動しました。