『言われるうちが華』。古くから言われていることわざですが、まさにその通りだと思います。間違った価値観や常識を貫き通していると、ある一定の年齢を超えると注意すらしてもらえなくなります。まさに『言われるうちが華』だと感じた、筆者の知人のエピソードを紹介します。

3人目の出産祝い

学生時代からの友人A子の家にお邪魔して、2人でお茶をしていたときの出来事です。

A子から「ねえねえ、B美のとこの3人目の出産祝いってした?」と聞かれました。
B美というのは私とA子の共通の友人です。
数カ月前に44歳で3人目の子どもを出産しています。

A子の質問に記憶を手繰り寄せると、そういえば出産直後にB美から「赤ちゃんに会いに来て!」と言われ出産祝いを持参したことを思い出し、それをA子に伝えました。

内祝い

続けてA子は「内祝い……あった?」と。

そう言われ思い返してみると、出産祝いを贈ってから数カ月が経ちますが、内祝いは受け取っていません。