私たち家族4人の家に、定期的に長期滞在しにやって来る義母。しかも、学校や習い事で忙しい平日にやってきて……。筆者の友人が体験談を語ってくれました。

小学校から帰ってきた息子が「友だちと遊びに行ってきます!」と出ていこうとすると、「おばあちゃんいるんだから、おばあちゃんと遊ぼうよ」と息子の手を引く義母。

習い事の準備を急いでしていると、「せっかくおばあちゃん来たんだから、習い事は休んで外食でもしましょうよ」と言う義母。

家族の優先順位をめぐる葛藤

大抵は1週間ほど宿泊するのですが、すべて義母を優先できるわけがありません。そこを義母自身は理解していない様子。

もう子どもも小学校高学年。おばあちゃんと遊ぶよりも、お友だちと過ごすほうが楽しい年齢です。

長期休みに義母の家に行ったときは思い切りおばあちゃんと過ごします。でも平日に泊まりに来て、予定をめちゃくちゃにされるのが私は本当に嫌なのです。

夫は義母の味方なので、「習い事、1日くらい休めばいいじゃん」と言うだけ。

義母に一喝

そして悩んだ末、私は義母に伝えました。

「習い事には行かせます。お金も払っていますし、何より子どもが行きたがっています」
学校から帰ってきて遊びに行くことについても「夜一緒に過ごせますし、子どもはお友だちと遊ばせてあげてください」と言いました。

すると、「せっかく来た自分がなぜ優先されないのか」と不満そうな義母。

もう、開いた口が塞がりませんでした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。