筆者の友人A子さんは、そんな旅行でとんでもないものを目撃してしまったようです。
「だから!! 何回も言ってんだろうが!!!」
男性の大きな怒声が聞こえたので、慌てて振り返りました。
カフェは大きい仕切りなどがないので、受付が丸見え。
何やら受付で男性とスタッフが揉めていて、
「俺はいつも来てんだよ!」
「サービスしようとかないわけ!?」
とてもご立腹の様子で、なんとスタッフの胸ぐらを掴みだしたのです!
カフェにいた他のお客さん達も大注目していると……
素敵な気分で終われないじゃない。自己中なお客さんは見てても疲れる
「警察呼びます!」
そう叫んだのは別のスタッフでした。
すると男性はすぐさま手を離し、「警察」という言葉に怯んだのか、悪態をつきながら出て行きました。
実は、「いつも来てやってるんだから、サービスしろ」と、男性は宿泊金額の値下げ交渉をしていたそうです。
そして断られたことに逆切れして、受付で騒いでいたようでした。
正直、少しお高めの旅館ではあります。
しかし本当に何度も来ているなら、それなりに裕福なのではないでしょうか?
そして値下げ交渉しなくても、普通に支払えるのでは? と思ってしまいました。
「常連だから!」と偉そうにして、自分の品位を落とすようなことを平気でしていたのも驚いたし、ただただ旅館のスタッフ達が可哀想でした。
まとめ
サービスはあくまで「ご厚意」で、強く求めるものではないと私は思います。
特にホテルや旅館はお客様をしっかりもてなしてくれる場所ですが、お客様は神様ではありません。
いい大人なら、常識を持って大人の対応をして頂きたいものです。
【体験者:30代・OL、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。