そんな状況を打開するために取った「ある工夫」とは? 夫婦円満の秘訣、教えます。
夫婦は寝室を分けたら終わり、なわけではなかった!
我が家の間取りは3LDK。
私たちは夫婦で話し合い、思い切ってそれぞれ別々の部屋を持つことにしてみました。
「夫婦は寝室を分けたら終わり」――そんな言葉が気にならなかったかといえば、嘘になります。
だからこそ、意地でも同じ部屋で過ごし、同じベッドで寝ていたのですから。
「これをきっかけに、距離が開いていくのでは」と不安もよぎりました。
ところがどうでしょう。
実際に部屋を分けてみると、これが思いのほか快適で、私たちの喧嘩は大幅に減ったのです。
最初こそ、お互い自室にこもることも増え、寂しい気持ちがしましたが、パーソナルな空間ができたことで心の余裕が生まれ、相手を気遣い合えるようになりました。
自分だけの逃げ場、というのはやはり大切ですね。
前は夫が趣味のゲームを楽しんでいる最中、自分が蔑ろにされている気がしてイライラしていたのですが、自室ができたことで、その間、私は私でドラマや読書を楽しむようになりました。
壁を挟んでいるので、お互いの物音も気になりませんし、夫が自分の物を自室に移動してくれたおかげで、共通の空間も綺麗に片付きました。
お互いのストレスが減ったからか、リビングで過ごす二人の時間が充実し、以前よりもいい関係になれたように思います。
時には思い切った工夫も
愛情を継続させるためには、時には思い切った工夫も必要なのかもしれません。
あのまま無理をして我慢し続けていたら、今頃私たちの関係値はもっと悪いものだったでしょう。
同じようなことで喧嘩が絶えないカップルも、実際多いのではないでしょうか。
夫婦別室、案外いいかもしれませんよ。
【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。