愚痴や弱音といったネガティブな話題には「なんて答えたらよいのだろう?」と返答に悩んでしまうことがあります。筆者の祖母は、入院をきっかけにどんどん精神が参っていくのが目に見えました。今回はそんな弱り切った祖母と、娘である叔母との素敵なエピソードをご紹介します。
骨折で入院
80代の祖母が骨折し、入院しました。
いつもはパワフルで明るい性格の祖母ですが、病院のベッドで過ごしていくうちに、徐々に精神的に弱ってしまったようです。
叔母や母、孫たちで毎日お見舞いに行くようにしていたのですが、祖母は口を開けば「早く帰りたい」「病院のご飯は美味しくない」「このままボケてしまうかも」「ベッドの上じゃ体力も落ちて歩けなくなるかもしれない」と、ネガティブな言葉ばかりを発するように。
最初のうちは私も「リハビリ頑張って帰ろう!」「そんなこと言わないの」と励ましていたのですが、次第にどう返答していいのかわからなくなってしまいました。
特大級の弱音
祖母の入院は思っていたよりも長引き、この日は叔母と一緒にお見舞いへ。
私と叔母の顔を見た祖母は、いまにも泣き出してしまいそうな表情で「もう夢も希望もないよ。生きていても意味がないよ」と特大級の弱音を吐いたのです!