その日は昼間に来客があり、家が散らかっている状態。
A太が到着するまでに片付けたいので、どのくらい時間がかかるのか知りたくて「わかったよ。どこから来る?」と返信しました。
するとA太から「彼女の家から。」という衝撃の返信が来たのです。
事実確認
あまりの衝撃に私はフリーズ。
片付けもできず固まっているうちにA太が到着しました。
A太に「ちょっと整理したいんだけど、彼女がいるの?」と尋ねると、A太は何の悪びれもなく「あれ? 言ってなかったっけ?」と言ってのけたのです。
そんなA太に、彼女がいるのならもう会えないと伝えると「彼女って言ってももう恋愛感情はなくて、1人暮らしの家を解約してしまっているから同居人みたいな感じだよ? 俺は○○(私の名前)が好きだからこのままの関係でいたいんだけど。」と。
一瞬「ならいいのか?」と流されかけましたが「いやいや、彼女がどう思っているのかはわからないし、やっぱりダメでしょ!」と思い直し、A太にはもう二度と会わないと伝え別れました。
結論
私はA太との関係性を言葉で確認したことはありませんでした。
長く一緒にいるにつれて、恋人同士なのだと思い込んでいました。
この一件で言葉で関係性を明らかにすることは重要なことだと感じ、それ以降どんなに意気投合しても告白なしで男女の関係にならないように気を付けています。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。