娘のため、そして自分のためにもママ友が欲しい!
そう願っていたA子は、ついにママ友グループに仲間入りしました。
しかし、そこで目にしたのは、他のママ友への悪口が飛び交う光景……。
居心地の悪さを感じながらも、せっかくできたつながりを手放すのが怖くて、なかなか抜け出せずにいたA子。
ところが、勇気を出して距離を置いてみると、思いがけない出会いが待っていました。
これは、筆者の知人であるA子の体験談です。
そう願っていたA子は、ついにママ友グループに仲間入りしました。
しかし、そこで目にしたのは、他のママ友への悪口が飛び交う光景……。
居心地の悪さを感じながらも、せっかくできたつながりを手放すのが怖くて、なかなか抜け出せずにいたA子。
ところが、勇気を出して距離を置いてみると、思いがけない出会いが待っていました。
これは、筆者の知人であるA子の体験談です。
念願のママ友デビュー! でもそこは……
A子は娘の幼稚園入園をきっかけに、あるママ友グループに加わりました。
最初は嬉しかったものの、次第に違和感を覚えるようになります。
なぜなら、グループ内での会話は、ママ友グループに入っていないB子の悪口ばかりだったからです。
「B子さんって付き合い悪いよね」
「なんか偉そうじゃない?」
ボスママのC子を中心に、そんな噂話が絶えません。
A子は表面上は笑顔を保っていたものの、心の中ではモヤモヤ。
「本当にB子さんってそんな人なの? でも、ここで違和感を口にしたら浮いちゃうかも」
そんな葛藤をしながら、A子はグループに馴染もうと努力していました。
B子との距離が縮まる瞬間
しかし、何度か集まりに参加するうちに、A子は悪口ばかりの関係に疲れてしまいます。
「このままでいいのかな?」
そう考えたA子は、思い切ってグループから少し距離を置くことに──。
すると、不思議なことにB子と話す機会が増えていきました。
最初は、少し緊張したものの、実際に話してみると、B子は噂とはまるで違う、きさくで話しやすい女性でした。
さらに、B子が才能あふれる造形作家であり、A子の大好きなインテリアデザインにも関わっているというではありませんか。
共通の話題で盛り上がるうちに、A子は自然とB子との距離を縮めていきました。