子どもの成長は早いですね。初めて寝返りを打ったと感動した日からそんなに時間が経っていないように感じていても、あっという間に歩くようになったり、話すようになったり、成長に驚かされることが多々あります。話し始めるようになったばかりの頃は「何を言っているんだろう?」と理解できないことも。今回はそんな話し始めの子どもとのエピソードを紹介します。

『おーい』の正体

父は帰ってくるなり姪っ子に向かって「おーい! 帰ってきたぞー!」と話しかけました。

すると姪っ子は「おーいだ! おーい帰ってきたねぇ。」と。

『おーい』の正体は父だったのです。
父は普段から姪っ子に話しかけるとき「おーい! 〇〇だぞ。」といった風に話しかけるうえに、母のように呼び方を教えることをしなかったため、姪っ子から『おーい』という名前だと思われていたのです。

正体がわかった瞬間は大笑い。
なぜか父はその呼び方を気に入ったようで、姪っ子は現在に至っても父のことを『おーい』と呼んでいます。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。