成長するにつれて、友人や恋人と夜遅くまで遊ぶことは、ごく普通にありえますよね。
筆者はそんな風に青春時代を過ごせなかったのですが、これには深い理由があったのです。
筆者はそんな風に青春時代を過ごせなかったのですが、これには深い理由があったのです。
皆夜遅くまで遊んで、羨ましいな
これは私の実体験です。
中学生の頃は部活に明け暮れており、友人と遅くまで遊ぶなんてことはありませんでした。
しかし高校生にもなると、周りの友人達は平気で夜遅くまで遊びまわっていたのです。
私はそんな友人達を、羨ましいと眺める事しか出来ませんでした。それは……
どうして私だけ? 明らかな兄弟差に不満だったが、実は……
私の門限は、なんと18時だったのです。
友人達と遊んでいても、いつも一人だけ先に帰らなくてはなりませんでした。
部活で18時を過ぎることは許されていましたが、それ以外は絶対に18時までに帰宅しないと、両親に烈火のごとく叱られていたのです。
しかし、兄弟は違いました。
18時に帰宅したことなんてなく、平気で22時頃に帰宅することもあったのです。
私は何度も親に文句を言いましたが、
「男の子だからいいんだよ」
そう決まって言われてしまうのです。
私にだけ厳しい門限で、明らかな兄弟差別に不満が溜まらない訳がありません。
(私にだけ厳しいのは、私の事が嫌いなの?)
そんな風に思い、親に反抗的な態度を取ってしまうこともありました。
しかし、これにはれっきとした理由があったのです。