これは、筆者の夫が転職したときに経験した話です。職場の男性社員からの嫉妬に遭い……。人の成功を喜べない男性たちによる恐ろしいエピソードです。
ヘッドハンティングで転職
夫はいわゆるヘッドハンティングで、今までのキャリアを認められたことから、大きなチャンスを掴める会社への転職が決まっていました。
もちろん、これまでお世話になった会社には感謝しています。転職にあたっては会社の規定に基づいて事前に報告し、きっちり最後まで仕事を終え、退職した後のための引継ぎも着々と進めていました。
社内では、夫の転職を喜ぶ声の他に羨ましがる声もあったようでした。
自主退職のはずが解雇!?
退職を目前に控えた頃のことです。突然上司から「大事な話がある」と呼び出された夫。
何事かと思えば、自主退職ではなく解雇という形を取るとのこと。そのため、退職金の減額が申し渡されたのです。
その理由を聞いて驚きました。社内の内部告発でこれまでの小さな失敗やトラブルを事細かに報告され、しかもそれは事実とは大きく異なる内容ばかりだったのです。
実態の調査もなく、いきなり上司から解雇と減給を言い渡されたことには本当にびっくりでした。