義実家との旅行で気疲れ
義父が出張でよく利用しているビジネスホテルが新しくて快適だというので、ツインを2室予約。
1日中義家族と一緒で気疲れした私は、夕食後のチェックインでホッと一息つきました。ようやく夫と2人だけの空間で、緊張から解放され、心からリラックスできる時間を持てると喜んでいました。
突然訪問する義母
しかし、部屋で荷ほどきをしてくつろいでいると、突然ドアをノックする音。誰だろうと思いドアを開けると、そこには義母が立っていました。
「お父さんのいびきがうるさくて眠れないのよ」 と言いながら、当然のように部屋に上がり込む義母。ソファに腰を下ろし 「この番組が観たかったの」 とテレビをつけてくつろぎ始めました。
「お構いなく」 と言われても、無視するわけにはいかず、お茶やお菓子を用意することに。
すると運転の疲れからか、夫は途中で居眠りを始め、私は眠気をこらえながら義母の相手。愛想笑いを浮かべつつ話題を探し、頭はフル回転。体だけでなく、心も疲れが溜まっていきました。
夫の一言で解放されるも
2時間後、夫が目を覚ました瞬間、ようやく 「もう眠たいから部屋に帰ってくれ」 と言ってくれ、義母は自室へ戻っていきました。
しかし、冴えてしまった頭のせいなのか。ベッドに横たわり、明日の予定を考えながら、疲れた心と体を休めようと試みましたが、なかなか眠りにつけませんでした。
次回の対策を心に決めて
翌日、車に乗り込み走り出すと、義母はぐっすり爆睡。私は寝不足のまま運転し、運転していないときは会話の空気を和ませる役まで担当する羽目に。私の負担は増える一方で、義母はマイペースに振り回すばかりでした。
久しぶりに息子との旅行が楽しかったのはわかります。ですが、こちらの迷惑も考えていただきたい。せめて夜くらいは早く寝かせてほしいのです。
次の旅行では、夫にもっと早く義母に部屋へ戻るように促してもらうよう、しっかりと伝えておこうと心に決めた出来事です。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。