ひと昔前までは結婚をしてその家の嫁になるというと、自分を犠牲にしても義両親や旦那さんに尽くさなければならないというイメージがありましたよね。しかし最近では結婚後も自分らしく生きる女性も増えています。今回はそんな結婚にまつわるイメージで、驚きの経験をした筆者の知人、Aさんのお話です。
とりあえずその日は帰ってもらい、後から息子さんに婚約者がなぜあんなに怒ったのか説明してもらいました。
すると、婚約者のお父さんは超がつくほどの亭主関白。
しかも両親と同居だったので、実のお母さんが旦那と義両親の世話でとても苦労しているのを見て育ったことから「自分は結婚をしても義両親の世話をしない」と心に決めていたというのです。
Aさんは婚約者の気持ちはわからないでもないものの、あんなに怒られてはお互いの関係性もギクシャクしてしまいますし、喜んで結婚を認められないと息子さんに伝えました。
息子さんはそれでも婚約者と結婚するつもりだったそうですが、やはりお互いの両親に対する考え方の違いが大きく、婚約は破談になってしまったとのことです。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。