離婚を経験すると、1度結婚生活に失敗したからこそ再婚には慎重になってしまいますよね。特に子どもがいる場合は、子どものことを1番に考えたいと思うのが親心。今回はシングルマザーの友人、由香(仮名)に話を聞きました。

優しい彼は一体どこに?

さらに追い打ちをかけるように、健太はこう言いました。

「ただ、リフォームはそろそろ必要だな。その費用は由香が出してくれるんだよね? だって、由香たちが住むためのリフォームだし!」

私は言葉を失いました。
たしかに健太の家は古く、水まわりも老朽化していますが、その費用を負担させられるとは……。

敷地内同居、子ども部屋なし、高額なリフォーム費用、そして何より、根本的な価値観の違い。

子どもたちの幸せを第一に考えた結果、私ははっきりと健太に告げました。
「ごめんなさい。私、あなたとは結婚できません」

健太は最後まで、私の気持ちが理解できないようでした。
再婚という夢は崩れ去りましたが、今はまたシングルマザーとして、子どもたちを立派に育ててみせると決意を新たにしています。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。