最近ますます過熱している中学受験。
しかし中学受験の詳しい事情を何も知らなかった筆者の友人W子は、何気なく発したママ友への言葉に後悔することに。
その言葉とは!?

受験終了したママ友に何気なく発した言葉

私の子供がまだ小学校低学年の頃のことです。

子供の同級生のお兄ちゃんが「中学受験を終えたばかり」というママ友と会話する機会がありました。

「やっと上の子の受験が終わったから、家族でたくさんお出かけしたいな」
「ずっと今まで我慢して頑張ってきたから、子供には好きなことさせてあげたい」
と、大仕事を終えて晴れ晴れとした表情で話すママ友。

中学受験が大変な世界であることは分かっていたので
「お疲れ様、大変だったね」
とママ友を労った流れで
「お兄ちゃん、受験どうだったの?」
と何気なく聞きました。

私の発言に、驚いた顔をしたママ友

深い意味もなくあくまで世間話のつもりで聞いたのですが、ママ友は私の質問に少し驚いた顔をして

「うん、まあ頑張ったよ」
と曖昧に答え、私は

「そうなんだ」
と返したのですが、やや微妙な空気になり話題を変えました。

ママ友の気持ちを知る→深く反省

それから数年経ち、そのママ友と会話の流れから再び中学受験の話題になり

「受験の話題って、結果を聞かれるのが一番つらいんだよね」
とママ友がポツリ。

私はハッとして
「以前、とても無神経な発言をしてしまった」
と深く反省。

そして
「受験結果を聞くのは相手から報告があった時だけ。こちらから聞くのはマナー違反」
と学びました。

以来、ママ友たちと受験の話題が出ても、自分から受験校や受験結果を聞かないように気をつけるようになりました。

受験を終えた子供がいるママ友と話す時には、結果には触れずに
「お疲れ様」
「頑張ったね」
と相手に寄り添う言葉をかけるよう心がけています。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。